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「ライカM10モノクローム」と「ズミルックスM 35mm」に"Leitz Wetzlar"刻印の限定モデル

エルンスト・ライツ社の創業150年を記念

ライカカメラジャパンは、「ライカM10モノクローム Leitz Wetzlar」(世界限定650台)を5月に、「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH. Leitz Wetzlar」(世界限定500本)を3月に発売する。いずれも特別限定モデルで、価格は未定。

「ライカM10モノクローム Leitz Wetzlar」に「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH. Leitz Wetzlar」を装着。

モノクロ撮影専用のデジタルカメラ「ライカM10モノクローム」および交換レンズ「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」をベースに、外観の変更を加えた製品。光学性能や技術仕様は通常モデルと変わらない。

ライカM10モノクローム Leitz Wetzlarは、トップカバー上面に「Leitz WETZLAR GERMANY」の刻印が入る。1970年代のライカM5やライカCLに見られた刻印デザインに近い。ダイヤル類の各種指標をホワイトとグレーで統一しているのは、通常モデルのライカM10モノクロームと同様。

ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH. Leitz Wetzlarは、各種刻印をライカM10モノクロームとお揃いのホワイトとグレーで統一し、レンズ前面の化粧リングに「LEITZ WETZLAR」と刻印した。

ライカカメラ社のWebサイトでは本製品を「エルンスト・ライツ社("Ernst Leitz Wetzlar")の創業から150年という節目を迎えたことを記念」したモデルと紹介しており、エルンスト・ライツ一世がウェッツラーに存在した「Optische Institut」を取得し、新社名にエルンスト・ライツの名を冠した1869年を起点にしていると見られる。

本誌:鈴木誠