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富士フイルム、写真パネル「WALL DECOR」に新ラインナップ

「スクエア」「カジュアルライト」「ミュージアムメタル」など

CASUAL LIGHT

富士フイルム株式会社は、お気に入りの写真をパネルに加工して提供するサービス「WALL DECOR」のパネルラインナップを拡充したと発表した。

WALL DECORは、写真店の店頭プリント受付機やスマートフォン、PCからアクセスできる専用サイト上で、仕上がりサイズやパネルタイプを選択するだけで、お気に入りの写真がプリントされたパネルを簡単に注文できるサービス。

2017年1月にサービスを開始し、注文の簡便さや壁を傷つけない軽量さなど、壁などの空きスペースに写真を気軽に飾りたいというニーズに応えるものとして評価され、2018年度の国内の年間注文枚数は前年度比約5倍に伸長しているという。

パネルラインナップは、シンプルなデザインの「CASUAL(カジュアル)」、木製パネルの「GALLERY(ギャラリー)」、金属製パネルの「MUSEUM(ミュージアム)」、絵画のような仕上がりの「CANVAS(キャンバス)」の4種類で展開していた。

今回、新たなパネルラインナップとして、89×89mm(スクエア)、127×127mm(スクエア)、127×178mm(2L)という3種類から選択できる「CASUAL LIGHT(カジュアルライト)」。298×298mm(スクエア)、200×290mm(A4)、290×410mm(A3)、406×610mm(A2)という4種類が選択できる「MUSEUM METAL(ミュージアムメタル)」の2タイプを新たに展開する。

CASUAL LIGHTは、より気軽にWALL DECORを始めてみたいという要望に応え、試しやすい小さいサイズを揃えており、紙素材を用いたことで従来のパネルと比べてさらなる軽量化を実現しているのが特徴。注文は、専用サイトのみで注文可能となっている。

MUSEUM METALは、金属パネルに直接プリントすることで写真の表面を滑らかに仕上げているのが特徴。夜景写真など、光を強調したい写真に最適な高級感ある仕上がりに加え、金属パネルとしての高い耐久性を備えているという。

さらに、CANVASに180×180mm(スクエア)を追加した。

また、写真の印象をガラリと変えることができるエフェクト機能(モノクロや絵画調、セピア調など20種類)や10種類のフォントと23種類の色を選んでテキスト入力ができる文字入れ機能を新たに搭載した。

ただし、専用サイトを利用した場合は全10種類のフォント全23色の全てが利用できるが、写真店を利用した場合は、全8種類のフォント全24色となるので注意したい。

同社では、結婚式のウェルカムボードや卒業、退職などの記念に、写真にメッセージや日付などを添えたギフトとして「WALL DECOR」が活用できるとしている。

CANVAS、エフェクト(カラーペンシル)、文字入れパターン

料金

専用サイトでの注文時の価格、面種はグロッシー
写真店での注文は、店舗ごとに価格は異なる

CASUAL LIGHT

89×89mm(スクエア):550円
127×127mm(スクエア):920円
127×178mm(2L):970円

MUSEUM METAL

298×298mm(スクエア):1万2,000円
200×290mm(A4):1万1,000円
290×410mm(A3):1万6,500円
406×610mm(A2):3万1,000円

CANVAS

180×180mm(スクエア):1,980円

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。