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タムロン、"ポートレート向け"ズーム「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」を正式発表
35mmフルサイズ一眼レフ用 5段分の手ブレ補正も
2019年4月25日 16:18
タムロンは、35mmフルサイズ対応の一眼レフカメラ用交換レンズ「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD(Model A043)」のニコンFマウント用を5月23日に、キヤノンEFマウント用を6月20日に発売する。希望小売価格は税別10万円。
"ポートレートを撮るために誕生したズームレンズ"として、CP+2019にあわせて開発発表していた製品。中望遠の85mmを中心に、広角端の35mmで全身、望遠端の150mmでバストアップといった使い方を想定している。
また、発売済みの超広角ズームレンズ「17-35mm F/2.8-4 Di OSD(Model A037)」と繋がる焦点域であり、2本あわせて1,250gと軽量である点もアピールする。
AF駆動はDCモーターの動作音を低減させた「OSD」(Optimized Silent Drive)機構を採用。デュアルMPU制御により、最大でシャッター速度5段分の手ブレ補正効果を得られる。
なお、ニコンとキヤノンのフルサイズミラーレスカメラに純正マウントアダプター経由で取り付ける場合、従来の一眼レフカメラと同等の機能が使えるとしている。
レンズ鏡筒の可動部や接合部にシーリングを施し、簡易防滴構造とした。前玉には撥水・撥油性に優れる防汚コートを採用。
別売の「TAMRON TAP-in Console」を使って、レンズファームウェアの更新、手ブレ補正のモード選択、AF合焦位置のカスタマイズなどをユーザー自身で行える。
最短撮影距離はズーム全域で0.45m。最小絞りはF16-22。フィルター径は77mm。
最大径は84mm。全長と重量は124.3mm、790g(ニコン用)、126.8mm、796g(キヤノン用)。
花形フードが付属する。