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富士フイルム、X-T30のファームウェアVer.1.01を公開

Qボタンの誤操作を防止

富士フイルムは4月18日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T30」のファームウェア(Ver.1.01)を公開した。

アップデート内容は、Qボタンの反応時間を実用上問題ないレベルで遅延させるというもの。ユーザーから指摘のあったQボタンの誤操作防止を企図したとしている。

Q(クイックメニュー)ボタンは、撮影設定メニューに素早くアクセスするためのボタン。X-T30では、ボディ背面フォーカスレバーの右上の指がかりとなる突出部に配されたデザインとなっている。

また、このアップデートに関連して、QボタンをFnボタン化する更新ファームウェアを6月に公開するとのアナウンスもあった。

QボタンをFnボタンとすることで、ボタンを無効化することが可能になるほか、Qメニューを別のFnボタンに割り当てることも可能になるとしている。

X-T30は、APS-Cサイズの有効約2,610万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載したミラーレスカメラ。センサーは2018年9月に発売されたX-T3と同じ4世代目のX-Trans CMOS 4を採用している。映像エンジンも最新のX-Processor 4を搭載している。フィルムシミュレーション「ETERNA」の使用も可能。ボディのみの実勢価格は税込11万8,000円前後。

本誌:宮澤孝周