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ハッセルブラッド、中判ミラーレス「X1D-50c」の最新ファームウェア
65/80/135mmのXCDレンズへの対応と複数の機能を拡張
2019年1月25日 16:53
ハッセルブラッドは1月24日、中判ミラーレスデジタルカメラ「Hasselblad X1D-50c」の最新ファームウェアVer1.22.0を公開した。
更新内容は同カメラ向けとして展開している交換レンズ「XCD 2,8/65」、「XCD 1,9/80」、「XCD 2,8/135」およびテレコンバーター「Xコンバーター1,7」のサポート(レンズのファームウェアは0.5.33にアップデートする必要がある)のほか、複数の機能拡張が含まれている。
Ver1.22.0で追加される機能
新しい露出ブラケットオプション
長時間露光時のブレ防止として、イニシャルディレイが設定できるようになる。
※イニシャルディレイ…ブラケティング機能の項目の1つ。最初の露光開始までの時間自体をセルフタイマーのような仕組みで遅らせることで、ブレを軽減する。
ライブビューでのフォーカスリミット設定の表示
フォーカスリミット設定に対応したレンズ(XCD 3,5/120mm、XCD 2,8/135mm)で近/遠距離を設定する時、ライブビューにアイコンが表示されるようになる。
メインメニュー画面のアイコンのカスタマイズ
メインメニュー画面のショートカットアイコンをドラッグアンドドロップにより再配置できるようになる。
カスタムボタンオプション
「ライブビュー オン/オフ」、「近接側へフォーカス(最短撮影距離)」、そして「フォーカスリミット」のカスタムボタンオプションが利用可能になった。
セルフタイマーオプション
セルフタイマーのカウントダウン時に前面LEDの点滅を消せるようになる。
HC/HCDレンズのコンバーター/エクステンションチューブ利用時のAF対応
XHレンズアダプターを介してHC/HCDレンズを使用した際に、Hシステムの特定のレンズアクセサリー(エクステンションチューブやアダプターを含む)を使用していてもオートフォーカスが有効になる。
ライブビュー時のフォーカスポイント中央復帰
ライブビュー時に×ボタンを押すことで、移動させたフォーカスポイントが中央に復帰するようになる。