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ロモ、チェキスクエア対応の「Diana Instant Square」を一般販売

レンズを外してピンホール撮影も

株式会社ロモジャパンは、インスタントカメラ「Diana Instant Square」を12月11日に発売した。価格はパッケージ内容と外観デザインによって異なり、税込1万1,880円〜2万6,980円。

本製品はinstax SQUARE(チェキスクエア)フィルムを使用するインスタントカメラ。レンズ交換(Diana F+バヨネット式マウント)に対応しており、焦点距離75mmのスタンダードレンズ(フィルター径:30.5×0.75mm)を同梱している。写真の四隅が暗くなるトンネル効果が楽しめるほか、レンズを外してピンホール撮影が可能。

2018年6月から7月下旬にかけてクラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」で開発資金を募っていたもので、この度一般販売が開始された。目標金額は100万円、集まった金額は214万4,627円だった。

また、カメラ単体パッケージのほか、クリップオンストロボ(Diana F+フラッシュ)を同梱した「フラッシュ付きパッケージ」、5種類のレンズ(110mm テレフォトレンズ、38mm スーパーワイドレンズ、55mm ワイドアングルレンズ、55mm クローズアップアタッチメント、20mm フィッシュアイレンズ)を同梱した「デラックスキット」をラインナップする。

またそれぞれ、Classic(ブルー+ブラック)とAdriano(ライトブルー+クリーム+オレンジ)の2色をラインナップする。

主なスペック

使用フィルム:Fujifilm Instax Square フィルム
露光サイズ:62×62mm
レンズマウント:Diana F+ バヨネット式マウント
標準搭載レンズ(75mm)のゾーンフォーカス設定:1-2m、2-4m、4m-無限遠
シャッタースピード:N(1/100)、B(バルブモード:無制限)
絞り:f/11、f/19、f/32、f/150(マニュアル設定)
フィルム排出機構:モーター制御
多重露光:可能(無制限)
フラッシュ:ホットシュー式クリップオンストロボに対応
三脚穴:搭載
ビューファインダー:逆ガリレオ式(取り外し可能)
使用電源:単四形電池×4本
外形寸法:140×115×98mm

ラインナップと税込価格(Classic/Adriano)

・Diana Instant Square カメラ単体パッケージ:1万1,880円/1万2,980円
・Diana Instant Square フラッシュ付きパッケージ:1万4,880円/1万5,980円
・Diana Instant Square デラックスキット:2万5,880円/2万6,980円

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。