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コダックの再生産フィルム「EKTACHROME E100」が10月26日に発売
2012年に終了したカラーリバーサル 135の36枚撮りから再販売
2018年10月18日 14:03
コダック ジャパンとコダック アラリス ジャパン株式会社は10月18日、カラーリバーサルフィルム「KODAK PROFESSIONAL EKTACHROME フィルム E100」を10月26日に発売すると発表した。135サイズの36枚撮りのみ用意し、店頭予想価格は1,990円前後。
2012年に生産終了し、2017年に再生産がアナウンスされた写真フィルム。再生産の背景には、アナログレコードやカセットテープの人気再燃といった「アナログ・ルネサンス」と呼ばれる世界的な消費トレンドや、先に販売を再開したモノクロフィルム「T-MAX P3200」の好評があるとしている。
Kodak AlarisのWebサイトに掲載されているFAQには、再販売されるE100は従来品のE100G配合をベースとしており、適度に高められた彩度、自然なトーン再現、超微粒子であることが特徴。中判の120サイズやシートフィルムも今後提供する可能性は高いが、まだ開発が必要だと記載されている。
現像はE-6処理。コダック ジャパンとコダック アラリス ジャパンでは現像サービスを行わないため、対応可能なプロラボに直接問い合わせてほしいとしている。