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コダックのリバーサルフィルム「エクタクローム」が復活

フィルム写真の人気再燃と販売増により

コダック アラリスは1月5日、写真用リバーサルフィルム「EKTACHROME」(エクタクローム)を2017年の第4四半期に発売すると発表した。米国ラスベガスで開催中のCES 2017における発表。日本国内での発売に関する情報はない。

かつて発売していた内式リバーサルフィルムの銘柄「エクタクローム」が復活する。コダックのリバーサルフィルムは2012年に全銘柄が終了していたが、ここ数年でアナログ写真の人気が高まり、プロ用写真フィルムの販売が増加しているとして再導入する。

写真用で発売が予告されているのは、135の36枚撮りのみ。ムービーカメラ用としてスーパー8フィルムもアナウンスされている。プレスリリースに掲載されているイメージ画像の製品名は「エクタクロームE100」。

処理はE-6現像。同社では、現在でも多くのプロラボで受け付けている現像処理だとしている。また、同社フィルムの取扱店情報を見られるスマートフォンアプリ「KODAK PROFESSIONAL Film App」も、エクタクロームの発売に合わせてE-6現像の対応店情報を追加する予定だという。

CES 2017 Kodakブースの様子。

本誌:鈴木誠