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ソニーα7R III/α7 IIIの最新ファームウェアが公開

新レンズに対応 機能改善や動作安定も

α7R III

ソニーは10月10日、ミラーレスカメラ「ソニーα7R III」および「ソニーα7 III」の最新ファームウェアを公開した。

更新内容は7月3日より受注が始まった超望遠レンズ「FE 400mm F2.8 GM OSS」(SEL400F28GM)および10月26日に発売を予定している「FE 24mm F1.4 GM」(SEL24F14GM)への対応のほか、機能の追加、動作の安定性改善を含むもの。

更新内容の詳細は以下のとおり(引用)。

デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズSEL400F28GMおよびSEL24F14GMへの対応

  • 手ブレ補正性能の最適化及び手ブレ補正モードスイッチ(レンズ)のMODE3対応(レンズSEL400F28GMのみ)。
  • [ファンクションリング(レンズ)]設定メニューの追加。
    ※SEL400F28GMのファンクションリングの機能として[パワーフォーカス]に加えて[APS-C S35/フルサイズ切替]機能の割り当てが可能になります。
  • [AF時の絞り駆動]設定メニューの追加。
    ※SEL400F28GMまたはSEL24F14GM装着時、[AF時の絞り駆動]を[サイレント優先]に設定すると、絞り駆動音の発生がより抑制されます。静音性が求められる場でのご使用に有効です。このモードに設定すると、ピント合わせの速度が低下する場合があります。

機能追加

  • [カスタムキー(静止画)]に割り当てできる機能として[AF被写体追従感度]機能を追加。
  • LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応。
    ※選択可能なフォーカスエリアとして[ゾーン]・[拡張フレキシブルスポット]・[ロックオンAF]を追加します。
  • [非圧縮RAW]記録時のサイレント撮影において各種ブラケット撮影に対応。
    ※ILCE-7 M3のみ。ILCE-7RM3はVer.1.10にて対応済。

性能改善・動作安定性向上

  • RAW対応(階調再現性の向上)
    ※RAW現像を行うためにはImaging Edgeの最新版へアップデートが必要です。
  • フリッカ光源下での調光安定性向上。
  • 連写グループ表示時の管理機能向上。
  • その他
α7 III

本誌:宮澤孝周