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「RICOH THETA V」の最新ファームウェアが公開

プラグイン開発者向けの「パートナープログラム」受付開始

RICOH THETA V

リコーは6月28日、360度カメラ「RICOH THETA V」および関連アプリのアップデートを告知した。同日よりプラグイン開発者向けの「パートナープログラム」も参加受付を開始した。

RICOH THETA V(Ver.2.30.1)

自分好みの静止画撮影設定をカメラに登録できる「マイセッティング」機能が追加。スマートフォンから設定・登録し、スマートフォンと接続していない状態でカメラの電源をオンにすると有効になるという。

そのほか軽微な改善とバグフィックスも行った。なお今回から、THETA Vの本体ファームウェアをスマートフォンアプリから更新できるようになっている。

また、後述のパートナープログラムに登録すると、パソコン用アプリを通じてTHETA Vを開発者モードに設定できるようになる。

RICOH THETAプラグイン パートナープログラム

AndroidベースのOSとなった「RICOH THETA V」のプラグイン開発を支援する活動。登録制で、開発時のためのオンラインサポートも受けられるという。開発したプラグインは、同社が7月に開設予定のストアにアップロードして公開可能。

今後リコーがリリースするプラグインとして、YouTubeに直接配信投稿できる「無線ライブストリーミング」、被写体の顔を自動検知してぼかす「自動顔ぼかし撮影」、THETA V内の画像をルーター経由でGoogleフォトに自動アップロードする「クラウドアップロード」が挙げられている。

本誌:鈴木誠