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デジタルカメラでアオリ撮影を可能にする「ホースマンVCC PRO G」
キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルムなどに対応
2018年5月16日 12:00
株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、アオリ撮影装置「ホースマン VCC PRO」の後継機として、「ホースマンVCC PRO G」を5月18日に発売する。
本製品は、各種カメラやデジタルバックとレンズを組み合わせて、高精度なアオリ撮影を可能とするアオリ撮影装置。
前枠はスイングとチルト、後枠はライズ/フォールとシフトができ、これらをすべてギア操作で微調整可能。4つのアオリを組み合わせて、あらゆる撮影に対応する。なお、名称の「G」はギアの意味する。
収納時は、前側のレンズスタンダード部は取り外せ、後ろのバックは従来モデルとは異なり折りたたむことが可能。
材質にはアルミを使用。モノレール部はアルカスイス互換の形状を採用し、アルカスイス雲台や互換雲台にそのまま取り付けることができる。
対応カメラマウント
・キヤノンEF
・ニコンF
・ソニーE
・富士フイルムX/G
・デジタルバック(ハッセルブラッドV、マミヤ645)
対応レンズ
・ロダゴンデジタルレンズ
・ハッセルブラッドV
・マミヤ645
・ペンタックス645
・大判(0番シャッター/リンホフボード)
なお、キヤノン、ニコンのデジタル一眼レフカメラで使用する場合、装着するレンズは中判用レンズは利用できず、デジタルレンズのロダゴンは80mm以上、大判用レンズは90mm以上が使用可能レンズとなる。
ラインナップと価格(税別)は以下の通り。
・ホースマン VCC PRO G キヤノンEFマウントキット 36万9,000円
・ホースマン VCC PRO G ニコンFマウントキット 36万9,000円
・ホースマン VCC PRO G ソニーEマウントキット 36万9,000円
・ホースマン VCC プロG用レンズパネル[ロダゴン用] 1万2,000円
・ホースマン VCC プロG用レンズパネル[#0加工] 1万3,000円
・ホースマン VCC プロレンズパネル[ハッセルブラッド用] 5万円
・ホースマン VCC プロレンズパネル[ペンタックス645用] 5万円
・ホースマン VCCプロレンズパネル[マミヤ用] 5万円
・ホースマン VCCプロダブルパネル[リンホフボード用] 6万6,000円
・ホースマン VCCプロダブルパネル[ホースマン8cm角パネル用] 8,000円
・ホースマン リンホフ規格パネル#0 5,000円
・ホースマン 8cm角レンズパネル0# 8,000円
・ホースマン VCCプロG用カメラマウントキヤノンEF 2万5,000円
・ホースマン VCCプロG用カメラマウント ニコンF 2万5,000円
・ホースマン VCCプロG用カメラマウント ソニーE 3万3,000円
アオリ機構は、レンズスタンダード部がチルト前後各15°、スイング左右各15°。バック部は、ライズ/フォール各15mm、シフト左右各20mm。
最短フランジバックは28mm。外形寸法は260×231×280mm。重量は2.9kg。