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JINBEI、ストロボコマンダーに富士フイルム用を追加

スマホ連携でスタジオごとの設定を記憶

JINBEI TR-Q6F JINBEI TTL/HSS スマートトリガー(富士フイルム用)

合同会社OMNIVASは、JINBEIブランドのTTL/HSS対応コントローラー「TR-Q6F JINBEI TTL/HSS スマートトリガー(富士フイルム用)」を発売した。希望小売価格は税込1万6,200円

TR-Q6シリーズは、JINBEIのバッテリーストロボ「HD-610」や「MARS-3」において、TTL/HSSを実現する各カメラメーカー専用のコントローラー。

本製品は富士フイルム用モデル。GFX 50Sを始めとするミラーレスカメラの殆どに対応するという。なお、これまでにキヤノン用、ニコン用、ソニー用をラインナップしている。

最大16チャンネル、1チャンネルごとに3グループでの運用に対応。各グループの出力やステータスが常時表示され、多灯ライティングも簡便に運用できる。

また、画面表示用のパネルには、屋内外を問わず視認性に優れるVAタイプのLCD液晶を採用した。

USB端子からは、利用者によるファームウェア更新が可能。バグフィックスや機能追加、今後発売されるカメラに対応といったファームウェアが提供される予定。

同社によると、緩やかなラウンド形状、誤操作を防止するボタンカバーと配列により、操作感と実用性の向上を狙っているという。

また、国内の電波法をクリアし、工事設計認証を取得している。

対応ストロボは、JINBEI HD-610、JINBEI MARS-3(ストロボ本体側のファームウェア更新が必要)。電源は単4形電池2本(1.2Vのニッケル水素充電池は非推奨)。

外形寸法は92×60×40mm(突起部含まず)。重量は100g(電池除く)。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。