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ニコン、Df/D810/D810A/D4S/D4/D800/D800E/D7200/D7100の最新ファームウェアを公開

AF-Pレンズの操作性改善など

対象機種のひとつ、ニコンDf

ニコンは2月27日、デジタル一眼レフカメラ「Df」「D810」「D810A」「D4S」「D4」「D800」「D800E」「D7200」「D7100」の最新ファームウェアを公開した。

それぞれの更新内容は次の通り(引用)。

Df(Ver. 1.02)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・下記の現象を修正しました。
- カメラで[カスタムメニュー]> d10[露出ディレーモード]を設定してから、Camera Control Pro 2 から撮影すると、撮影できているにも関わらず「撮影できませんでした」とエラーメッセージが出る場合がある。
- オートフォーカスが可能な電磁絞りのレンズ(Eタイプ)との組み合わせにおいて、ライブビューで静止画撮影をすると適正な露出にならない場合がある。

D810(Ver. 1.13)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・以下の現象を修正しました。
- [マイク感度]>[マイク感度 オート]に設定して動画記録をすると、マイク感度が正しく調整されていない場合がある。
- 多重露出撮影で、カメラの操作ができなくなり画像が記録されない場合がある。

D810A(Ver. 1.03)

• AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

• 以下の現象を修正しました。
- [マイク感度]>[マイク感度 オート]に設定して動画記録をすると、マイク感度が正しく調整されていない場合がある。
- 多重露出撮影で、カメラの操作ができなくなり画像が記録されない場合がある。

D4S(Ver. 1.33)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)
・AF-P DX レンズに対応しました。

D4(Ver. 1.11)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・AF-P DX レンズに対応しました。

・以下の現象を修正しました。
- カメラで[カスタムメニュー]> d10[露出ディレーモード]を設定してから、Camera Control Pro 2 から撮影すると、撮影できているにも関わらず「撮影できませんでした」とエラーメッセージが出る場合がある。

D800(Ver. 1.11)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・AF-P DX レンズに対応しました。

・以下の現象を修正しました。
- カメラで[カスタムメニュー]> d10[露出ディレーモード]を設定してから、Camera Control Pro 2 から撮影すると、撮影できているにも関わらず「撮影できませんでした」とエラーメッセージが出る場合がある。

D800E(Ver. 1.11)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・AF-P DX レンズに対応しました。

・以下の現象を修正しました。
- カメラで[カスタムメニュー]> d10[露出ディレーモード]を設定してから、Camera Control Pro 2 から撮影すると、撮影できているにも関わらず「撮影できませんでした」とエラーメッセージが出る場合がある。

D7200(Ver. 1.03)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・下記の現象を修正しました。
- [マイク感度]>[マイク感度 オート]に設定して動画記録をすると、マイク感度が正しく調整されていない場合がある。

※現在のファームウェアバージョンによってはバージョンアップでカメラのメニューがリセットされるため、セットアップメニュー内「カメラ設定の保存と読み込み」でSDカードに書き出しておくことを推奨している。

D7100(Ver. 1.04)

・AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- ピント合わせを行った後、カメラの半押しタイマーがオフになり、再び半押しタイマーがオンになった際にピント位置が変わらないようにしました。
- マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している事が分かるように、ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)

・下記の現象を修正しました。
- オートフォーカスが可能な電磁絞りのレンズ(Eタイプ)との組み合わせにおいて、ライブビューで静止画撮影をすると適正な露出にならない場合がある。

本誌:鈴木誠