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ライカ、アポ・ズミクロン SL f2/75mmと同90mmを正式発表

「アポ・ズミクロン SL f2/50 mm ASPH.」の年内発売も予告

ライカ アポ・ズミクロン SL f2/75mm ASPH.

ライカは1月15日、ミラーレスカメラ「ライカSL」用交換レンズ「ライカ アポ・ズミクロン SL f2/75mm ASPH.」と「ライカ アポ・ズミクロン SL f2/90mm ASPH.」を正式に発表した。

【2018年1月16日追記】ライカカメラジャパンによると、国内ではどちらも2月に発売。希望小売価格(税込)はアポ・ズミクロン SL f2/75mm ASPH.が62万6,400円、アポ・ズミクロン SL f2/90mm ASPH.が69万1,200円。

いずれも、35mmフルサイズ対応の中望遠単焦点レンズ。フォトキナ2016で発売を予告していた。マウントはライカ L バヨネット。

ともにアポクロマート補正を施すことで色収差を低減したという。レンズ構成はいずれも非球面レンズ1枚を含む9群11枚。レンズの大部分に異常部分分散ガラスを使用している。

AF機構には、DSD(Dual Syncro Drive)を採用したステッピングモーターを採用。従来より高速化し、約0.25秒のフォーカスを実現したという。

絞り開放でも優れた描写を実現するほか、光学系とメカニズムの設計を最適化したり、コーティングを施すことで反射を抑えた。

アポ・ズミクロン SL f2/75mm ASPH.は、最短撮影距離0.5m、最大撮影倍率は1:5、フィルター径は67mm。外形寸法は102×73mm。重量は720g。

アポ・ズミクロン SL f2/90mm ASPH.は、最短撮影距離0.6m、最大撮影倍率は1:5、フィルター径は67mm。外形寸法は102×73mm。重量は700g。

また、「ライカ ズミクロン SL f2/35mm ASPH.」および「ライカ アポ・ズミクロン SL f2/50 mm ASPH.」を2018年後半に発売すると発表した。このうちズミクロン SL f2/35mm ASPH.については、フォトキナ2006で2018年春頃の発売をアナウンスしていた。

ライカ アポ・ズミクロン SL f2/90mm ASPH.
ライカ アポ・ズミクロン SL f2/75mm ASPH.の装着例
ライカ アポ・ズミクロン SL f2/90mm ASPH.の装着例

本誌:武石修