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ニコン、中国の生産子会社を操業停止に

コンパクトカメラ市場の縮小により

株式会社ニコンは10月30日、中国でデジタルカメラの生産を担当する連結子会社の操業停止を発表した。

操業停止の対象となるのは、中国江蘇省無錫市のNikon Imaging(China)Co., Ltd.(以下NIC)。2002年に設立され、デジタルカメラやデジタルカメラ用ユニットの製造を行っていた。

操業停止は10月30日の取締役会において決定。コンパクトデジタルカメラ市場の縮小により稼働率が低下、操業の継続が困難となったためとしている。

中国に所在する販売子会社Nikon Imaging(China)Sales Co., Ltd.の業務に変更はない。NIC以外の生産子会社の業務も継続する。

本誌:折本幸治