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スマホ画面をチェキプリント「プリントス」体験レポート

電池もアプリも不要

6月1日より4日間、東京ビッグサイトで「東京おもちゃショー2017」が開催された。初日のビジネスデーでは、タカラトミーブースにてスマホ写真のプリンター「プリントス」の新製品発売イベントが行われた。

プリントスは、スマートフォンの画面を直接撮影してインスタント写真にプリントする「プリントトイ」。データ転送の必要はなく、アプリやバッテリーも不要だ。フィルムはインスタントフィルム使用する。発表会では「チェキ」でおなじみの富士フイルム「instax mini」を使用していた。希望小売価格は予価3,480円(税抜)というお手頃価格。9月下旬の発売を予定している。

使い方はとても簡単。まずは、窓の開いた専用フレームにスマートフォンの画面を合わせ、これをプリントス本体の上に設置する。
プリントスのシャッターボタン押して撮影をし、本体横のダイヤルをくるくる回せばプリントが排出される。
スマホ画面で見た写真とはまたちょっと違う、instax mini独特の風合いあるプリントが完成。
カラーは「SUMI」「SORA」「SAKURA」の3色で展開。使用しないときにはコンパクトに折り畳めるので、持ち歩きにも便利。

新製品発売イベントでは、ゲストにモデルの筧美和子さんとお笑いコンビのピスタチオさんが招かれ、プリントスの特徴や魅力、使い方などが紹介された。

イベントはピスタチオのお二人のトークでハイテンションにスタート。筧さんの登壇で一層の盛り上がりを見せた。
筧さんが気に入ったという「SAKURA」カラーのプリントスを手に、すましたポーズで笑いをとるピスタチオの小澤慎一朗さん。
筧さんは写真がもともと好きで、スマホでもよく撮影するという。プリントスでプリントしたスマホ写真をお披露目してくれた。
愛猫「ぽんず」の写真をはじめ、手作りの料理や旅先のシーンなどなど。
ここで撮影タイム。ピスタチオの小澤慎一朗さんがスマートフォンで筧さんを数カット撮影。
筧さん、撮影画像を確認するや「全部ぶれてる!!」とビックリ。不測の事態に筧さんがあらかじめご自身で撮っておいた写真を使ってプリントすることに。
スマホを置いて、シャッターボタンを押して、ダイヤルを回し…
出てきたプリントの余白に文字を書き込む筧さん。
メッセージは「ピスタチオさんありがとー」
「二人で分けてください」とプリントを手渡され、一瞬落ち込むピスタチオさん。でも「あ、もう一回プリントすればいいのか」。

同じ画像を何度もプリントできるのはもちろん、スマホで加工した写真をそのままプリントできるので、アプリでフィルターをかけてから違ったテイストでプリントして楽しむこともできる。また、電源いらずでいつでもどこでもプリントできる手軽さから、プリントを壁に貼ったり、アート作品を作ったりと、プリント活用の場面も広がりそうだ。

プリントスを手にする筧美和子さん

丸橋ユキ

カメラ誌出版社を経てフリー。雑誌や書籍での撮影を中心に、執筆や撮影指導、その他依頼撮影に従事。被写体は、郊外、自然、こども、暮らしなど。
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