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ビックカメラ、仮想通貨「ビットコイン」での決済を試験導入

家電小売業界初 現金と同率のポイント還元

株式会社ビックカメラは4月5日、株式会社bitFlyerのシステムを導入し、仮想通貨ビットコインによる決済サービスを試験導入すると発表した。4月7日(月)からビックカメラ有楽町店、ビックロ ビックカメラ新宿東口店で試験導入する。

ビットコインは、インターネット上で取引や通貨発行が行われる「分散型仮想通貨」。全世界で2,000万人(日本では60万人)が利用するという。家電小売業界でのビットコイン決済導入はビックカメラが国内大手小売店で初としている。

決済上限は、1会計につき10万円相当まで。ポイント付与率は現金と同率。改正資金決済法の施行でビットコインの安全性が高まったとし、今後の国内における普及や海外からの観光客の利用を見込む。

同社は2005年の電子マネー「Suica」導入以降、家電小売業界で最も多彩な決済方法を提供しているという。

本誌:鈴木誠