アドビ、Lightroom mobileに「RAW HDR撮影モード」を追加

アドビは3月7日、「Lightroom mobile」の最新版を公開した。バージョン番号はAndroid版が2.3、iOS版が2.7。

大きな変更点は「RAW HDR撮影モード」が加わったこと。3枚のDNGデータを撮影して合成することで、HDR画像を生成する。位置修正、ゴースト除去、トーンマッピングを自動的に行う。Adobe Camera Rawなどと同じHDR技術のアルゴリズムを使用するという。

対応機種はAndroidがSamsung S7/S7 Edge、Google Pixel/Pixel XL、iOSはiPhone 6s/6s Plus/7/7 Plus、iPhone SE、iPad Pro 9.7などDNGでの撮影が可能な機種。

また、AndroidのCreative Cloudメンバーは、線や円形の部分編集が利用できるようになったほか、iOS版では元画像の書き出しに対応するなどしている。

Lightroom mobileは撮影の他、デスクトップ版Lightroomの画像をモバイル端末で閲覧、編集できるアプリ。アプリ自体は無料でダウンロードできるが、有償のCreative Cloud メンバーであればスマートフォンで撮影したHDR画像などをデスクトップ版のLightroomと自動同期することもできる。