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富士フイルム、instax mini「チェキ」モノクロフィルムを発表

正方形の写真が撮れるインスタントカメラも開発中

富士フイルムは、フォトキナ2016でインスタントカメラ「チェキ」用の新フィルム2種類を発表した。1つはモノクロフィルム、もう1つはスクエアタイプのフィルム。

チェキシリーズ初のモノクロフィルム

チェキ「instax mini」シリーズ用のモノクロフィルム。ユーザーからモノクロフィルムに対する多くの要望があったことからラインナップに加える。

国内では10月7日に発売する。1パック10枚入り。価格はオープン。

instax miniシリーズの全機種で利用できるほか、スマートフォンで撮影した写真をチェキプリントに出力できるスマホ de チェキ「instax SHARE」シリーズでも使用可能。

フォトキナ2016の同社ブースでは作例を展示し、来場者の注目を集めていた。モノクロになってもカラー版同様、チェキフィルム独特のテイストは健在のようだ。

スクエアフォーマットを開発発表

あわせて富士フイルムは、インスタントカメラ「instax」シリーズの新フォーマットとして、画面が正方形の「スクエアフォーマット」を採用したフィルムおよびカメラ開発中だと発表した。2017年春に発売する。

ブースの目立つ場所に大きく展開していた

フィルムサイズは85.6×72mm。画面サイズは62×62mm。instaxの新フォーマットとしては18年ぶりの登場となる。詳細な仕様などは未定。

正方形の画面は中判カメラなどのフォーマットとして長年親しまれてきたが、近年ではInstagramなどのSNSに投稿するフォーマットとして広く使われている。

同社ではスクエアフォーマットがインスタント写真の新たな魅力を生み出す可能性を秘めていると考え、開発を進めたとしている。

こちらも作例を多数展示していた。正方形とあって“ポラロイド写真”を思わせる雰囲気もある。

ブースではチェキの活用を提案する展示も多く見られた。