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「EOS-1D X Mark II」「EOS 7D Mark II」ファームウェアが公開

電源OFFでSTMレンズの鏡筒格納が可能に ソフトの更新も

EOS-1D X Mark II

キヤノンは9月8日、EOS-1D X Mark IIとEOS 7D Mark IIの新ファームウェアを公開した。

更新内容は以下の通り。いずれも8月25日に予告していた。

EOS-1D X Mark II(Version 1.1.2)

1.液晶モニターの色調調整機能を追加します。

2.IPTC情報の付加機能を追加します。

3.画像転送時、プロテクトした画像のみ転送する機能を追加します。

4.GPS位置情報の保持時間を設定する機能を追加します。

5.ネットワーク接続設定について、設定内容のカードへの保存数を40個に増加します。

6.FTP転送リトライ時のオートパワーオフ時間を最低10分へ延長します。

7.ワイヤレスファイルトランスミッタ― WFT-E6 を使用時の無線通信を改善します。

EOS-1D X Mark IIファームウエア Version 1.1.2

IPTC情報とは画像に付加されるメタデータの一種で、報道関係などで使用されている。

EOS 7D Mark II(Version 1.1.0)

1.Wi-Fiアダプター W-E1に対応しました。

2.ギアタイプのSTMレンズを装着した際、電源スイッチをにしているときに、前方に繰り出しているレンズを自動的に収納するかどうかを設定できる機能を追加しました。

EOS 7D Mark II ファームウエア Version 1.1.0

自動収納に対応するレンズは、EF40mm F2.8 STM、EF50mm F1.8 STM、EF-S24mm F2.8 STMの3本。

なお同日、関連ソフトウェアも更新された。「Digital Photo Professional 4.5.0」「Picture Style Editor 1.17.0」「EOS Utility 3.5.0」「EOS MOVIE Utility 1.6」が同日発売のデジタル一眼レフカメラEOS 5D Mark IVに対応した。

加えてDigital Photo Professional 4.5.0は、交換レンズEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMにも対応した。

EOS 7D Mark II