ニュース
キヤノン、「EOS-1D X Mark II」「EOS 5Ds/5Ds R」「EOS 7D Mark II」ファームウェア公開を予告
ワイヤレスアダプターW-E1に対応など 1D X Mark IIにはモニター色調調整機能が追加
2016年8月25日 14:12
キヤノンは8月25日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark II」「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」「EOS 7D Mark II」の最新ファームウェアを公開すると予告した。
8月25日発表のWi-Fiアダプター「W-E1」への対応や、EOS-1D XにEOS 5D Mark IV相当の色調整機能を追加するファームウェア。
W-E1はSDカードタイプの製品。カメラ本体に装着することで、スマートフォン、タブレット、PCとのWi-Fi接続が行えるようになる。画像転送・閲覧、静止画のリモート撮影などが可能。
そのほかEOS-1D X Mark IIへは、プロテクトした画像のみを転送する機能などが追加される。EOS 7D Mark IIにはレンズ関連のアップデートが盛り込まれる予定。
EOS-1D X Mark II
バージョン番号は1.1.2。9月上旬の公開が予定されている。
1. 液晶モニターの色調調整機能を追加します。
2. IPTC情報の付加機能を追加します。
3. 画像転送時、プロテクトした画像のみ転送する機能を追加します。
4. GPS位置情報の保持時間を設定する機能を追加します。
5. ネットワーク接続設定について、設定内容のカードへの保存数を40個に増加します。
6. FTP転送リトライ時のオートパワーオフ時間を最低10分へ延長します。
7. ワイヤレスファイルトランスミッタ― WFT-E6 を使用時の無線通信を改善します。
EOS 5Ds/5Ds R
ファームウェアの公開は11月が予定されている。
1. Wi-Fiアダプター W-E1に対応します。
EOS 7D Mark II
バージョン番号は1.1.0。9月上旬の公開が予定されている。
1. Wi-Fiアダプター W-E1に対応します。
2. ギアタイプのSTMレンズを装着した際、電源スイッチを < OFF>にしているときに、前方に繰り出しているレンズを自動的に収納するかどうかを設定できる機能を追加します。
3. EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMレンズについて、カメラにレンズ光学補正の補正データを追加します。