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カシオ、超広角19mmレンズ搭載の「EXILIM EX-ZR4000」

自撮りで背景を広く写せる スマホとの常時接続も

カシオは、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR4000」を9月9日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込5万7,000円前後の見込み。ブラックとホワイトを用意する。

35mm判換算で19-95mm相当F2.7-6.4の5倍ズームレンズを搭載する。広角端が19mm相当と、一般的なコンパクトデジタルカメラに比べて画角が広いのが特徴。「自撮りやみんな撮りのスタイルでも背景をしっかり入れられる」としている。光学式手ブレ補正機構も搭載する。

また新機能として「ワイドビューフォト」を搭載した。一度決めた画角の望遠側の静止画から、広角側の画角の静止画に移り変わるアニメを動画として記録できる。広角にすることで印象が変わる様子が表現できるという。SNSサイトへの投稿などを想定する。

ワイドビューフォトのイメージ

撮像素子は、有効1,210万画素の1/1.7型裏面照射型CMOSセンサー。最高感度はISO6400(HSナイトショット時はISO25600)。フルHD動画も記録できる。

連写速度は最高30コマ/秒(30枚まで)。起動は1.2秒、AFは0.17秒、レリーズタイムラグは0.015秒としている。

ダイジェスト動画を自動で作成する「ハイライトムービー」や、お薦めの静止画を自動で選択して1枚のフォトコラージュに仕上げる「ハイライトフォト」機能も利用できる。

専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンとBluetooth Smartで常時接続し、画像を自動転送することなどが可能。顔を検出した画像のみを送るモードも備える。

液晶モニターは約92万ドットの3型。自撮り向けに前面を向く仕様となっている。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池NP-130A。撮影可能枚数は約430枚。

外形寸法は108.3×61.5×37.7mm。バッテリーと記録メディアを含む重量は約249g。