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カシオ、メイクアップ機能を強化した「EXILIM EX-ZR4100」

19mm相当からの超広角ズームレンズを搭載

カシオ計算機株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR4100」を8月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込5万500円前後。カラーはホワイトとブラックを用意する。

自撮り用途に向けた製品として2016年9月に発売した「EXILIM EX-ZR4000」の流れを汲むチルト液晶搭載モデル。基本的なスペックはZR4000を踏襲しながら、自撮り機能「メイクアップ」モードをバージョンアップしている。具体的には「肌のなめらかさ」、「肌の色」、「顔の明るさ」、「立体感」の各効果をそれぞれ7段階で調整可能。「自分好みの自然な美肌が選べる」としている。

メイクアップモードの新機能としては、「背景ぼかし」を追加しており、人物にメイクアップ効果をかけながら背景をぼかすことで、人物が浮き上がって見える効果が得られる。

また、スマートフォンアプリ「EXILIM Connect」導入時に利用できる新機能としては、再生画面で表示している画像を直接スマートフォンなどへ送信できるようになった。

レンズは35mm判換算で19-95mm相当、F2.7-6.4の5倍ズーム。撮像素子は有効1,210万画素の1/1.7型裏面照射型CMOS。約3段分相当のレンズシフト式手ブレ補正機構も搭載する。

最高感度はISO6400(HSナイトショット時はISO25600)。フルHD動画記録に対応。連写速度は最高30コマ/秒(30枚まで)。

液晶モニターは約92万ドットの3型。自撮りのため前面を向くチルト式を引き続き採用している。

Bluetooth 4.0に対応。NFCには非対応。内蔵Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nに準拠。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池NP-130A。撮影可能枚数は約430枚。

外形寸法は108.3×61.5×37.7mm。バッテリーと記録メディアを含む重量は約249g。

「背景ぼかし」の作例

関根慎一