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オリンパス、TG-4 Toughを使った小学生向けイベント
顕微鏡モードが大活躍した「デジカメでのぞくミクロの世界」
2016年8月1日 12:17
オリンパス株式会社は7月31日、小学生とその親を対象にしたイベント「シゼコン presents 夏休みわくわく自由研究 デジカメでのぞくミクロの世界」を開催。参加した親子は、TG-4 Toughの顕微鏡モードによる作品づくりを楽しんだ。
シゼコンとは、子どもたちの「科学する心」を育てることを目標にスタートし、昭和35年から続く取り組み。小中学生を対象とした理科自由研究コンクールで、動物、植物、鉱物、地質、天文、気象の観測など、自由なテーマでの作品募集を毎年行っている。自由研究の発表の場として定着している。
立ち上げメンバーの一員として創設時より関わっているなど、オリンパスとシゼコンとの関わりは深い。今回のイベントもその一環だ。
会場は5月から営業を開始したオリンパスプラザ東京(東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル地下1階)。
今回のイベントのテーマは、TG-4 Toughの顕微鏡モードを体験するというもの。講師はオリンパス社員が担当。オリンパスのデジタルカメラ、顕微鏡双方の事業から社員が集い、子どもたちの作品作りを手助けした。参加費は無料。SDカードを持参することで、当日に撮影した作品を持ち帰ることができる。
親子2人で1組、計6組が参加した本イベントは、TG-4 Toughの使い方の説明からスタート。今回は顕微鏡モードを活用し、身の回りのものを拡大して撮影、作品づくりにチャレンジする内容だ。
説明を受けたのちは、会場に用意されたサンプルを自由に撮影。子どもたちはコイン、電子基板、ミジンコなど、豊富に用意されたサンプルを次々に試していた。
LEDを使った照明にもチャレンジ。シャーレに入れた被写体を下から照明で照らすことで、一気に顕微鏡写真らしい作品に変化する。子どもも大喜びだが、かつて科学少年だったお父さんたちも大いに盛り上がっていた。加えて「背景を白か黒にしよう」「ブレを防ごう」など、顕微鏡モードを扱う上で役立つテクニックも。
本格的な顕微鏡を試せるコーナーも。
最後は全員で、とっておきの1枚を順番に発表した。参加した子どもたちは皆、デジタルカメラを使うことで、立派な作品が撮れたことに興奮が隠せないようだった。