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Surface Bookが最大2万5,000円の値下げ 20万円を切るモデルも

シリーズ登場から3年 フォトグラファーなどクリエイターへの認知が進む

Surface Book

日本マイクロソフト株式会社は7月15日、「Surface Book」「Surface Pro 4」の値下げを発表した。最大2万5,000円の値下げを実施する。

Surface Bookは18万5,800円からに

7月15日から価格が改定された個人向けSurface製品を列挙してみた。※いずれも税別

Surface Book

Surface Book(i5 / 128GB / 8GBモデル)
20万4,800円→18万5,800円

Surface Book(i5 / 256GB / 8GB / GPUモデル)
24万9,800円→23万7,800円

Surface Book(i7 / 256GB / 8GB / GPUモデル)
26万9,800円→25万2,800円

Surface Book(i7 / 512GB / 16GB / GPUモデル)
34万4,800円→31万9,800円

Surface Pro 4

Surface Pro 4(Core M / 128GB / 4GBモデル)
12万4,800 円→11万2,800円

Surface Pro 4(i5 / 128GB / 4GBモデル)
13万9,800 円→12万4,800円

Surface Pro 4(i5 / 256GB / 8GBモデル)
17万9,800円→15万9,800円

クリエイター、学生にフォーカスした販売戦略

東京・六本木アークヒルズカフェで行われた発表会では、Surfaceビジネスの現況を日本マイクロソフト株式会社の執行役員、高橋美波常務が説明した。

日本マイクロソフト株式会社 常務 執行役員 高橋美波氏

登場してからの3年間、認知度はいまや約60%に達するというSurfaceシリーズ。とりわけSurface Pro 3(2015年6月発売)を投入してからは、クリエイターへの認知が進んだという。それまでMacが大勢を占めていたクリエイター向けの市場に、タッチパネルとペンで攻勢をかけた結果だ。

同社によると、Surfaceをクリエイティブ用途で使用するユーザーは58%。Surfaceペンの使用率は43%にのぼる。

日本マイクロソフトでは、写真家のワークフローに沿って実際に作品をSuface Bookを使ってもらう提案を行っている。そこで訴えるのは、色再現性の高いディスプレイ、2 in 1の機動力、GPUによるパワフルな編集環境、デスクトップPCのように使える拡張性など。

会場では写真家の大和田良さんのコメントが紹介された。「カメラと一緒に外に持ち出して確認をする。確認をするだけでなく、写真をその場で追い込める」。大和田さんの作業を追ったビデオでは、ペンを使ったレタッチなども登場した。

当サイトでも今年3月、大和田さんによるSurface Bookの利用レポートやインプレッションを掲載している。

クリエイター向けの施策としては、Adobe Creative Cloudのフォトグラフィープランが有利な価格で得られる「Surfaceアンバサダー限定 Adobe CCオファー」も7月15日から実施。Surfaceが写真用途に適していることを訴えるという。

クリエイター以外では、学生への普及にも力を入れているそうだ。学生生協での販売に加え、学生向けのセミナーや体験会を積極的に行っている。

7月15日からはSurface Book、Surface Pro 4、Surface 3と対象のアクセサリーを同時購入して申し込んだ学生に対し、最大4万2,000円(Surface Book / Core i7 / GPU / 16GBモデルの場合)がキャッシュバックされる「学生優待プログラム」もスタートする。

なお、六本木アークヒルズカフェでは7月15日限定で、「Surface デジタル夏祭り」を開催する。

Surfaceペンを使ったオリジナルうちわのデザイン体験や写真スタンプ制作などが出店。19時からは大和田良さんも来場し、Sufaceを活用したクリエイティブワーク術を紹介するそうだ。

  • ・タイトル:Surface デジタル夏祭り
  • ・会場:アークヒルズカフェ
  • ・日時:2016年7月15日(金)16時〜21時
  • ・参加費:無料
  • ・食事:ドリンクとライトフード(ライトフードの提供は19時〜21時のみ)