岡嶋和幸の「あとで買う」

1,769点目:モノクロ撮影用フィルターでコントラスト調整

ケンコー・トキナー「黒白用フィルター」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ケンコー・トキナー「黒白用フィルター」

昨日はモノクロ撮影用フィルターについて少し触れました。

458点目でローライフレックス用のバヨネット式フィルターを紹介しましたが、今回はPENTAX K-3 Mark III MonochromeやRICOH GR IV Monochromeで試してみたい感じです。

カラー画像のモノクロ化では「Nik Silver Efex Pro」というソフトを使っていて、モノクロ撮影用フィルターと同様の効果が得られるカラーフィルター機能もあります。ところが、PENTAX K-3 Mark III MonochromeやRICOH GR IV Monochromeはモノクロ専用機で、撮影した画像には色情報がないのでその効果が得られません。コントラスト調整は画像編集でいくらでもできますが、モノクロ撮影用フィルターの効果を自然に仕上げるのは簡単ではなさそう。

ケンコー・トキナーのラインアップにはデジタルカメラ用近赤外線透過フィルター「PRO1D R72 N」のほか、「Y2 プロフェッショナル」「YA3 プロフェッショナル」「R1 プロフェッショナル」「MC PO1」「MC PO0」といった各種モノクロ撮影用フィルターがあります。

販売価格は3,000〜1万円前後です。ねじ込み式だと状況に応じて使い分けるときの着脱が面倒ですが、後処理ではなく撮影時にフィルターワークを楽しんでみるのも良いでしょう。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。