編集後記

2020年11月6日

宮澤孝周

ある製品のテストを兼ねて横浜に行ってきました。港の見える丘公園から元町、大さん橋を経由して、みなとみらいまでの撮り歩くコースでした。

空気はすっかり晩秋。もう冬が来るんだな、と澄んだ空気に浮かび上がる光に目を奪われてきました。当日の天気は快晴。ハロウィーンの時期ということもあり、人出もありました。ちょうど新型コロナウィルスの感染拡大が拡がる直前にも横浜は訪れていましたが、人の賑わいはほぼ同じくらいにまで戻ってきているように見えました。

ちょっとカルチャーショックだったことがひとつ。中華街もふらっと見てきたのですが、イチゴ飴なるものがあるんですね。縁日とかで見かけるリンゴ飴のイチゴ版ということなんでしょうけれども、中華圏って、そんな文化だったっけ、と。気になるそれは5つくらいのイチゴを串刺しにしたものなんですが、甘い香りと色味は魅力だな、などと感じたりもしていました。もしかしたら映え的なものだったのかもしれません。詳しい話は人混みもあり聞けませんでした。

みなとみらいでは夜景を撮っていたのですが、思わぬサプライズも。なんとヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの向こうで花火があがったのです。今年ちゃんと花火を見たのは初めて。わずか10分足らずで終わった突発?イベントは、ちょっと嬉しい一時でした。

花火が消えた空を見ながら、もっと寒くなった2月にまたここに来ることになるのだろうか、とふと思いました。開催リスクはありますけれども、実際に製品に触れたり、気になるところを人の顔を見ながら聞くことができるのがリアルイベントのいいところ。まだまだ厳しい状勢ではありますが、新製品の勢いがついてきたこのタイミングで、また新しい話題やニュースをお伝えできるといいなと思いつつ。