岡嶋和幸の「あとで買う」

1,795点目:Q&A形式で分かりやすい新しい写真入門書

大和田良、勝倉崚太、カワノミオ、圓井義典 『さあ、写真をはじめよう 「いい写真」ってなんだろう』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

大和田良、勝倉崚太、カワノミオ、圓井義典 『さあ、写真をはじめよう 「いい写真」ってなんだろう』

本日は写真入門者のためのガイドブックです。写真を始めたばかりの人から寄せられた質問を中心に、東京工芸大学写真学科の教員が分かりやすく解説しています。撮影だけでなく、プリントや組写真、著作権の問題まで取り上げられています。

イラストを使ったQ&A形式なので、誰でも楽しく読み進められるでしょう。繰り返し取り組める撮影ドリル、フォトコンテスト審査員の座談会、高校写真部を対象としたアンケートの結果なども収録されています。販売価格は1,980円で、Kindle版もあります。

著者の1人で、デジカメ Watchの連載「写真を巡る、今日の読書」でもお馴染みの大和田良さん、写真家の鶴巻育子さん、私が講師を務めるJam Photo Schoolの受講生による合同展「Jam Photo School Exhibition 2026」が明後日、4月22日(水)から目黒区美術館区民ギャラリーで開催されます。

個性的な作品が多数展示されているのでぜひ会場へ足を運んでいただき、本書のタイトルにもある「いい写真」について考えてみてほしいと思います。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。