岡嶋和幸の「あとで買う」

1,491点目:スタンドカラー仕様のフォトベスト

ハクバ「GW-PRO RED カメラマンベスト」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「GW-PRO RED カメラマンベスト」

本日はカメラマンベストです。着こなしが難しいので苦手なアイテムなのですが、似合うかどうかは別にして、たまに欲しくなることがあります。ハクバの「GW-PRO RED カメラマンベスト」もその1つです。

通気性に優れたメッシュタイプもラインアップされていて、これからの季節はそちらなのでしょう。胸と背中の部分がメッシュになっているのですが、着ているシャツがそこだけ透けて見えるのは抵抗があります。防弾チョッキのようなノーマルタイプも袖はもちろん、前開きにすればシャツが見えますが、個人的にこちらのほうが着こなしやすい印象です。

この製品を魅力に感じた1番の理由はスタンドカラー仕様であること。カメラのストラップを首から掛けることが多いのですが、これなら汗でベタベタしたり不快に感じられにくいでしょう。カメラの揺れを抑えるストラップ固定ベルトも装備しています。カメラの傷付きを防ぐ正面センターのメインファスナーの保護カバーもうれしいです。

なで肩なので肩に掛けることはないのですが、ストラップのずり落ちを防ぐ固定ベルトも両肩にあります。クッション材入りの大型ポケット、A4サイズの雑誌などが収納できる背面ポケット、小物を収納するポケットなども充実しています。販売価格は5,282円前後、メッシュタイプは5,691円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。