岡嶋和幸の「あとで買う」

1,355点目:各種商品撮影に対応できる撮影用テーブル

foke「折りたたみ式シューティングテーブル」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

foke「折りたたみ式シューティングテーブル」

本日は撮影用のテーブルです。大昔、スタジオマンや広告写真家の助手時代は被写体の大きさや材質、ライティングなど撮影内容に合わせて、いろいろな物を駆使してその都度撮影台を組み上げたものですが、小物であればこれなら十分に対応できそう。

30年以上前、私たちの時代にはこのような便利なものはありませんでした(知らなかっただけ?)。使わないときはフラットにできるので、小さくはありませんが収納に困ることはないでしょう。

乳白のアクリル板(?)が付いているので透過光での撮影にも対応できるし(2mm厚だから重量のあるものだと湾曲するかも?)、そのアールを利用してこの上に背景紙や布を敷くこともできます。

奥側が垂直ではなく斜めになっているのが気になりますが、うまく工夫すれば背景が見切れないようにできるでしょう。恐らく同一製品と思われるものが、Amazonでは複数の業者から販売されていて、6,899円前後と最も低価格だったのがこちらになります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。