岡嶋和幸の「あとで買う」

1,354点目:鉄道情報がたっぷり掲載されたダイアリー

来住憲司『鉄道手帳』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

来住憲司『鉄道手帳』

本日はスケジュールなどを書き込める手帳です。もっと早いタイミングに紹介できれば良かったのですが、まだ1月なのでこれからでも間に合うでしょう。

以前は「ほぼ日手帳」を愛用していましたが、いつの間にかスマートフォンで事足りるようになりました。でも文字を手書きする機会が年々減っているようで、手帳に何かを書きとめることで歯止めをかけたいと思います。とはいえ何か刺激がないと長続きしなさそうなので、この手帳ならばと考えた次第です。

2008年から毎年発行する鉄道情報満載のダイアリーの2025年版です。電車や飛行機での移動、カフェでの時間つぶしなど近年はスマートフォンでSNSばかり見ている私ですが、子どものころは地図や路線図、時刻表などを眺めるのが好きでした。

この手帳なら飽きずに見続けることができて、きっと毎日持ち歩くでしょう。撮影旅行のプランを練ったりいろいろ妄想も膨らみ、作品制作のための良い刺激にもなりそう。販売価格は1,540円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。