岡嶋和幸の「あとで買う」

1,285点目:ダイヤルとキーが分離した左手デバイス

ロジクール「MX クリエイティブ コンソール」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ロジクール「MX クリエイティブ コンソール」

デジカメ Watchの「週刊アンケート」で「写真/動画編集に“左手デバイス“使っている?」というのがありましたが、「使っている」は17.6%と意外に少なかったです。「必要を感じない」が44.9%と圧倒的に多く、本日のこの製品をどうするか迷いましたが、37.5%の「興味はある」みなさんにお届けしたいと思います。

本日のこの製品は「MX クリエイティブ キーパッド」「MX クリエイティブ ダイヤルパッド」の2つに分離しているのが特長です。それぞれデスクの使いやすい位置に並べられるので便利です。専用アプリ「Logi Options+」でカスタイマイズし、Adobe PhotoshopやAdobe Photoshop Lightroom Classicなどの良く使う機能を操作しやすくできます。

特になくても困らないデバイスなのかもしれませんが、RAW現像ソフトなど多機能化が進んでいるので、うまく活用すると使いこなしの近道になるでしょう。販売価格は3万円前後で、色はグラファイトとペールグレーが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。