岡嶋和幸の「あとで買う」

1,201点目:細々した機材が多めのロケで重宝そうな台車

Lomiveの2段折りたたみ式キャリーカート

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Lomiveの2段折りたたみ式キャリーカート

スタジオセットを組むような撮影のときは機材量もそれなりに多めになります。もちろん車で移動することがほとんどですが、駐車場から撮影現場までは荷物を背負って何度も往復します。

微振動の影響を考え、カメラやレンズ、ライティング機材などは手持ちですが、それ以外のものは台車で効率良く運びます。でも細々したものは重ねづらくて少ししか乗せられなかったり、移動中に台車からこぼれ落ちたりすることがあります。

スーパーマーケットなどにあるショッピングキャリーのようなものがあると便利そうなのですが、それなりに大きく重くて車には積み込めそうにありません。

でも本日のこの製品は素早く簡単にコンパクトに折りたたむことができ、10kgと軽量です。

2段式になっていて、耐荷重は下段は40kg、上段は20kg、全体で60kgとあまり大きくありませんが、前述のような使い方なら問題なしでしょう。

コンテナが1つ付属していて販売価格は2万1,000円前後です。Amazonではほかにも類似品がたくさん表示されるためどれを選ぶかとても悩ましいです。

販売価格がより高めのものもありますが、アズワンの製品がこれよりわずかに安めでお得のようです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。