岡嶋和幸の「あとで買う」

1,020点目:大人気の左手デバイスのエントリーモデル

TourBox Tech「TourBox Lite」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

TourBox Tech「TourBox Lite」

53点目でTourBox Techの左手デバイス「TourBox」を紹介しましたが、現在はスタンダードモデルの「TourBox NEO」とプレミアムモデルの「TourBox Elite」のラインアップとなっています。そして今年1月にエントリーモデルの「TourBox Lite」が加わりました。

カスタマイズ性やソフトウェア互換性をキープしつつ、曲線を生かしたすっきりシンプルなデザインになっています。左手デバイス未経験者にも親しみやすい印象です。写真のセレクトからRAW現像ソフトの各種パラメーター調整まで直感的な操作が可能で、ダイヤルやボタンに自分に合った機能を割り当てることでより快適に使えるようカスタマイズできます。

ペンタブレットを使ったフォトレタッチでもスムーズかつスピーディな操作が実現できるでしょう。販売価格は本体のみが1万3,500円前後、専用キャリーケース付きが1万5,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。