岡嶋和幸の「あとで買う」

965点目:悪条件での撮影に強い機能的なバックパック

シモダ「アクションX40 V2 バックパック」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

シモダ「アクションX40 V2 バックパック」

「Shimoda」(シモダ)は探検家でスノーボーダーでもあるプロダクトデザイナーのイアン・ミラー氏が手がけるカメラバッグのブランドで、山岳など悪条件での経験が生かされた製品がラインアップされています。日本の“下田さん”の会社ではないのですね。

「アクションX」シリーズはサイズ違いなどで複数タイプがあり、用途や機材量に応じて選ぶことができます。山歩きなどでちょうど良いと思ったのがこの製品で、必要なものにアクセスしやすい構造になっています。16インチまでのノートPCの収納スペースもあります。販売価格は6万4,000円前後で、色はブラック、アーミーグリーン、イエローが選べます。インナーボックスは付属していないので、収納する機材の量などに応じて別途購入する必要があります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。