岡嶋和幸の「あとで買う」

923点目:シンプルでかわいいスクエア写真アルバム

いろは出版「ましかくプリントアルバム ALBUM PHOTOGENIC〈大容量〉」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

いろは出版「ましかくプリントアルバム ALBUM PHOTOGENIC〈大容量〉」

6×6cm判の中判カメラが好きだというのもありますが、スマートフォンで撮影するときはスクエアに設定することがほとんどです。

最初はInstagramに合わせてといった感じでしたが、ほかのSNSも気がつけばいつもスクエアです。そのほうが収まりが良いというか、気持ち良いというか、なんとなくそうなりました。それらの写真をプリントするときは、「キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド」のスクエアタイプの89×89mmがお気に入りです。

306点目のましかくフレームに入れたり、313点目のフォトパネルに貼るのも良いのですが、枚数が増えるばかりで飾りきれません。

プリントは楽しいのですが保管場所が大変です。収納箱に入れるのではなく、Instagramのような感じで一覧で見たいので、それだとやっぱりアルバムでしょう。89×89mmのましかくプリントに対応した製品はいろいろありますが、1ページに9枚、合計378枚が収納できるこの大容量タイプは魅力的。中表紙にプリントを貼り付けると、表紙に開いた窓から見えるようになりオリジナリティも出せます。

販売価格は2,800円前後で、表紙は13色から選べます。カラーバリエーションは少なめですが、同タイプの製品がナカバヤシからも発売されていました。こちらは2,200円前後と少しお得な感じです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。