岡嶋和幸の「あとで買う」

313点目:写真を貼って部屋の壁に飾れるフォトパネル

富士フイルム「シャコラ」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

富士フイルム「シャコラ」

貼ってはがせるフォトパネル「Shacolla」(シャコラ)という製品です。画鋲やテープなどを使わずに写真を飾れるというもので、壁を汚したり傷付ける心配はありません。自宅に写真を飾りたいけれど、賃貸はもちろん、自己所有でも壁に穴を開けたりするのは嫌だという人は少なくないと思います。スタンド式のフォトフレームならキャビネットなどの上に置いて写真を飾ることができますが、壁面を明るくにぎやかな感じにしたいのならこのような製品を利用するのも有効でしょう。

手軽に貼ってきれいに剥がせて、貼り直しも自由にできます。気分に合わせて写真やレイアウトを変えるなどいろいろ楽しめそうです。サイズは9種類で、1枚パックと5枚パックがあります。ましかくサイズの89×89mmの5枚パックは600円前後です。発泡パネルにプリントを貼るため、壁にプリントを直接貼るより立体感が出ます。

「シャコラ ボックス」という製品もあり、より立体的な見せ方にしたい人はこちらも良いでしょう。側面の色はホワイト、ブラック、ゴールドの3色で、いずれも3サイズが選べます。付属のパーツで壁掛けにしたり、厚みが20mmあるので立てて飾ることもできます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。