岡嶋和幸の「あとで買う」

892点目:ライカユーザーの憧れのレンズをまとめた本

ホビージャパン『Cameraholics extra issue Leica Lens Masterpiece』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ホビージャパン『Cameraholics extra issue Leica Lens Masterpiece』

ホビージャパンの「Cameraholics extra issue」シリーズですが、今回はマスターピース級のオールドライカレンズを網羅した本です。ハービー・山口さん、赤城耕一さん、森谷修さんらが美しく魅力あふれる作品を添えつつ、最高傑作や絶品と呼ばれるそれら憧れのレンズについて熱く語っています。

私には高価すぎて買えないものばかりで安心しましたが、レアなライカレンズの沼への入口ともいえる1冊なのでご注意ください。

販売価格は4,400円で、Kindle版もあります。Amazonの商品ページではKindleバージョンのサンプルが用意されていますが、うっかりこれを開いてしまうと、間違いなく続きを読みたくなるでしょう。目次を見るだけでもたいへん危険です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。