岡嶋和幸の「あとで買う」

855点目:インテリア性と収納力を両立した防湿庫

Re:CLEAN「RC-125L」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Re:CLEAN「RC-125L」

16点目で真っ白な防湿庫を紹介しましたが、同じブランドの今回は真っ黒な製品です。

フィギュアなどを飾るコレクター向けのガラスケースをAmazonでお勧めされたのですが、カメラやレンズを入れるのであればやはり防湿機能があったほうが良いでしょう。でも防湿庫の多くは中身が見えづらく、インテリア性もいまひとつ。その点この製品は“ディスプレイ性に特化したミニマルデザイン”でスタイリッシュな印象です。

容量125Lの製品は「スタンダード」と「アドバンス」をラインアップ。後者は庫内ランプがあり、防湿庫のドアを開けると人感センサーにより自動点灯し、庫内が明るく照らされます。庫内ランプは着脱できて位置を自由に変えられます。庫内でバッテリー充電ができる機能もあります。

販売価格はスタンダードは4万2,000円前後ですが、4万8,000円前後で庫内ランプと庫内充電の機能があるアドバンスのほうが便利に使えるでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。