岡嶋和幸の「あとで買う」

700点目:好みの素材が選べるショルダーパッド

ジャパンホビーツール「エアーセル」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ジャパンホビーツール「エアーセル」

20年くらい前に購入したTUMIのカメラバッグがクローゼットで眠っていました。数回しか使ったことがないのですが、ショルダーストラップの裏面の滑り止め素材が経年劣化でボロボロです。ストラップごと交換するしかないのですが、両端は縫い付けられているため修理扱いです。

RICOH GRのストラップやケースなどを作っている「COOCA」さんにお願いし、イタリアンレザーを使ったオリジナルのストラップを取り付けてもらいました。あとは滑ったり汗で濡れたりしないよう、ちょうど良いストラップパッドを探すだけです。

最初はハクバの「ワイドクッションパッド」を考えていたのですが、Mサイズは幅が狭くて装着できず、Lサイズは広くて余裕がありすぎる感じ。121点目で紹介したバッグストラップ用の減圧ベルトも良いのですが、「JFT」のロゴタイプが目立つのが難点です。

同様のクッション性があり、メッシュ、ネオプレーン、ファブリック、コットンの各種素材、カモフラージュや迷彩といった柄が選べるなどラインアップが豊富なのが今回の製品です。カメラのネックストラップのほか、一脚や三脚にも巻いて取り付けることができます。サイズはレギュラーとミニがあります。レギュラーの販売価格は1,600円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。