岡嶋和幸の「あとで買う」

687点目:湿った靴をリフレッシュするドライヤーラック

サンコー「乾燥できる靴のアパートメント ムレ取れ荘」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サンコー「乾燥できる靴のアパートメント ムレ取れ荘」

靴の乾燥機は2月に653点目で取り上げたばかりですが、サンコーからユニークな製品が登場したので紹介したいと思います。「乾燥できる靴のアパートメント ムレ取れ荘」というサンコーらしいネーミングが気に入りました。上下2段になっているから“アパート”なのでしょう、たぶんきっと。見た目が食器乾燥機なのも素敵です。もしかしたら食器乾燥機でも代用できるのでしょうか?

雨や雪に濡れた靴はもちろん、晴れや曇りの日でもたくさん歩くと汗で中が蒸れます。そのままの状態で靴箱に入れると臭いが籠もるし、カビの原因にもなります。しっかり乾かしてから収納したいものです。毎日履く靴はこの製品をそのまま靴箱にするのも良いでしょう。上の段を外せば高さ約30cmまでの靴も入れられるので、トレッキングシューズなどにも対応できます。販売価格は8,000円前後です。

同社からもう1製品、靴乾燥機が新しく発売されています。こちらは「片手に収まる温風式靴乾燥機」とストレートなメーミングなのですが、その名の通り手のひらサイズで、靴箱にも収納しやすいコンパクトさが魅力。濡れた帽子や手袋などの乾燥にも対応できるので、撮影旅行にも携行すると良さそう。販売価格は6,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。