岡嶋和幸の「あとで買う」

688点目:手をかざすだけで明るく照らせるヘッドライト

ロゴス「ヘッドバンドライト」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ロゴス「ヘッドバンドライト」

夜間の撮影で手元や足元を明るく照らすヘッドライト。これまでもいろいろなメーカーやタイプの製品を使ってきました。ロゴスのヘッドライトは、552点目で紹介したキャップに装着するタイプもありますが、今回は薄型の製品です。キャップをかぶることはほとんどないため、個人的にはこちらのほうが使いやすそうです。風が強い海辺での撮影ではアウトドアブランドのビーニー(折り返しのないニット帽)をかぶることが多いのですが、この製品はその上からすっきり装着しやすい感じです。

特徴はワイド照射のメインライト(正面)と、スポット照射のサブライト(側面)を備えていること。さらにモーションセンサーにより、サブライト付近で手をかざすだけで電源のオン/オフが切り替えられます。手が汚れていたり濡れているとき、手袋を装着した状態でも操作可能です。80gと軽量である点も魅力で、防水性能はIPX4。USB充電式で、販売価格は4,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。