岡嶋和幸の「あとで買う」

641点目:使いやすくてしっかり保護できるバックパック

PGYTECH「OneMo Lite Backpack」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

PGYTECH「OneMo Lite Backpack」

「PGYTECH」(ピージーワイテック)のバックパックは308点目で「OneGo BackPack」を紹介しましたが、今回はそれより容量が少し多めの22Lの製品です。ピークデザインというよりマンフロットに近い雰囲気で、耐水性と耐摩擦性に優れた素材を採用しています。丈夫で長持ちするでしょう。

8枚の付属パーテーションを使って、自分のスタイルに合ったレイアウトですっきり整理できます。サイドアクセスが可能で中の機材を素早く取り出せるほか、各種収納ポケットも充実。上面と側面、さらに背面の中央にハンドルを備え、どの向きからもキャリーできる構造が便利です。三脚は側面、または底面に取り付けられて持ち運べます。

簡易ロックが可能な盗難防止用YKKファスナーのほか、579点目で紹介したAppleの「AirTag」用のインナーポケットも備えています。販売価格は2万円前後。写真や動画の撮影などで幅広く活用できるでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。