岡嶋和幸の「あとで買う」

562点目:発熱体を内蔵したインナーウエア

マキタの充電式暖房インナー「CX201DZ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、フォトライフに関連するアイテムを中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

マキタの充電式暖房インナー「CX201DZ」

庭の手入れなどでマキタ製品を愛用していますが、着るアイテムがラインアップされているのを今回初めて知りました。ヒーターベストを探していたらたまたま見つけたのですが、ストレッチ素材を採用しているので動きやすく屋外撮影のときにも良いでしょう。洗濯機や乾燥機が使用可能なので、お手入れは特に面倒ではなさそうです。

4箇所に発熱体が内蔵されていて、温度調節は3段階。販売価格は1万6,000円前後で、バッテリーの収納ポケットが付いていますが、モバイルバッテリーは別売です。

219点目で紹介したミズノのブレスサーモなど、体から発生する水分を吸収して発熱する製品も良いのですが、こちらは動かずにじっと待つような被写体やシーンの撮影で役に立つでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。