岡嶋和幸の「あとで買う」

560点目:頻繁にレンズ交換する人に便利なサブバッグ

Endurance「シューティングマルチカメラバッグ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、フォトライフに関連するアイテムを中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Endurance「シューティングマルチカメラバッグ」

3日連続でバッグですが、今回は406点目で紹介した、studio9の中原一雄さんが監修する「Endurance」(エンデュランス)ブランドの製品です。

機材の出し入れがしづらいリュックタイプのカメラバッグの弱点を補う存在で、特にレンズ交換に最適化されています。もちろんカメラも入れられるので、スナップなど機材量が少なめの撮影のときに単体でも活躍しそうです。シンプルなデザインが好印象で、正面の2つのファスナー付きポケットのほか、内側にはタブレット端末やA5サイズのノートなどの収納スペースもあります。

ファスナーを回すと収納力がアップする、底部の拡張スペースが注目ポイントです。レンズや撮影アクセサリーを入れたりできます。500mlのペットボトルだと2本収納可能で、個人的にはそのような使い方が最有力でしょう。折りたたみ傘も入れられそうです。販売価格はブラックとネイビーが8,800円前後、ブラック迷彩が9,800円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。