岡嶋和幸の「あとで買う」

525点目:マグネット式で素早く静かに開閉できるバッグ

シンクタンクフォト「スピードトップクロスボディ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

シンクタンクフォト「スピードトップクロスボディ」

今回はシンクタンクフォトから発売になったばかりの「スピードトップクロスボディ」です。同社のバッグはこれまでいろいろ使ってきましたが、久しぶりに欲しいと思った製品です。一番長く愛用しているのはバックパックの「エアポート コミューター」です。その他はショルダーバッグで、どれも機能的で使いやすかったのですが、飽きっぽい性格なので数年で戦力外となりました。ストラップなど金具が多く使われているものは苦手なことも関係していると思われます。

この製品のポイントはマグネット式のメインフラップで、ファスナーよりも素早く静かに開閉できます。外側ではなく手前から開閉するタイプは未経験なので、新しい使い方が楽しめそう。伸縮性のあるサイドポケットは、従来品は長く使っていると伸びきって見苦しくなることがあり、そのあたりが改善されているのか気になるところです。2サイズがラインアップされていて、販売価格は小さい方の「10」が1万7,000円前後、大きい方の「15」が2万円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。