岡嶋和幸の「あとで買う」

351点目:撮像素子のゴミを“ペンタ棒”でペタペタ

リコーイメージング「PENTAX イメージセンサークリーニングキット」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

リコーイメージング「PENTAX イメージセンサークリーニングキット」

「リコーイメージングストア 楽天市場店」がオープンしたので早速お買い物です。今回購入したのは「PENTAX イメージセンサークリーニングキット」です。

「HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR」のインプレッション撮影のときに担当者から渡されたのですが、ダストリムーバブル機能の効果もあり特に使うことはありませんでした。1シーンだけ空にうっすらゴミが写っていたのですが、頻繁に電源のオン/オフを行っているので(デジタルカメラ黎明期はバッテリーの持ちが悪かったのでそのときからの習慣です)、その他のシーンは全く問題ありませんでした。

ただ最近なかなか落ちないゴミがあったので使ってみることに。とても簡単に取り除くことができました。販売価格は3,800円前後です。Amazonでも購入できます。「うまく取れない」「失敗した」などの声も聞かれるのですが、もちろん万能ではないと思います。いろいろコツがあるようなので、そのあたりをおさえると上手に使えるようになるでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。