岡嶋和幸の「あとで買う」

350点目:軽くて持ち歩きやすいSD/microSDケース

JJCのメモリーカードケース

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

JJCのメモリーカードケース

SDカードはそれほど枚数を持っていないのに、メモリーカードケースは浮気性でいろいろ使っているのですが、99点目で紹介した長年愛用するGepe「メディアケース ミニ 38536」に結局は戻ってしまいます。ちなみにデジタルカメラマガジン2022年3月号の特集「写真家55人に聞いた あなたはどっち?」の「メモリーカードの所有枚数と最大容量は?」という質問で、私は5枚以下と答えています。そのうちいつも持ち歩いているのは3枚です。

最近購入したメモリーカードケースはこれです。好きな色であることと、販売価格が1,200円前後と手ごろだったのが選んだ理由です。実物は思ったより大きかったのですが、デザインは気に入りました。とても軽くて、うっかり水に落としても浮くので安心です。ただそれを試したときに水がほんの少し浸入しました。減点です。邪魔に感じらえれるかもしれませんが、シリコンのヒモが付いているのは個人的には便利だと感じました。

SDカードは片面で3枚、両面で最大6枚が収納できます。microSDカードだけだと最大12枚です。ちょっと固めのロックを解除して収納部を引き出すのですが、SDカードを表裏に入れるため落下しないか心配です。でも内側のクッション材にSDカードがしっかりはまるのでとりあえずは大丈夫そう。着脱もやりやすいです。頑丈な作りでアスファルトやコンクリートの上に落下させてもかすり傷程度で済みそうですが、衝撃でロックが解除されて中身が飛び出さないか心配です。滅多に落とすことはありませんが、そのあたりの検証のためにもしばらく使ってみようと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。