岡嶋和幸の「あとで買う」

272点目:冷えた三脚を持ち運びやすくするアイテム

光「スポンジカバー」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

光「スポンジカバー」

Amazonで購入

アルミなど金属製の三脚は、真冬の屋外ではとても冷たくなります。手袋なしで長時間の持ち運びは厳しいです。近年はカーボン製が主流なのでそれほどでもありませんが、でも素手で持つとやっぱり冷たいです。撮影のときに手袋を使うのが好きではない人は、三脚用のレッグウォーマーを装着すると持ちやすくなります。私は三脚メーカーの純正品を愛用していますが、脚に巻き付けてベルクロ(マジックテープ)で固定するだけなので装着は簡単です。ファスナー式の製品もあります。

脚を分解して取り付けることになりますが、このスポンジカバーをレッグウォーマーとして活用することも可能です。販売価格は220円前後と抜群のコストパフォーマンスです。もちろん3本の脚に取り付けても良いのですが、1本だけでも十分です。

この製品を脚レッグウォーマーとして使われている方のカスタマーレビューがあり参考になります。長さが220mmで内径は20mmなのですが、外径が25mmの三脚でジャストフィットのようです。「この商品を見た後に買っているのは?」や「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に内径や長さ違いの製品がいくつも表示されるので、その中から愛用の三脚に合ったものを選ぶと良いでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。