岡嶋和幸の「あとで買う」

234点目:人気写真家の代表作の10周年記念エディション

川内倫子の写真集「Illuminance The Tenth Anniversary Edition」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

川内倫子の写真集「Illuminance The Tenth Anniversary Edition」

川内倫子さんの代表作「Illuminance」の10周年記念エディションです。販売価格は7,150円です。2011年の初版本の構成を再現し、オリジナルのデザインを踏襲しながら装丁を一新しているようです。

出版社のWebサイト(https://www.torchpress.net/product/3355/)で写真集の中身を少しだけ見ることができます。木村伊兵衛写真賞を受賞されたころから好きな写真家の1人で、作品展に足を運んだりなど常に注目している存在です。特に好きな作品がこの「Illuminance」で、10年前の初版本は古書マーケットでもなかなか手に入れづらいのですが、今回ようやく書棚に加えることができそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。